飼い主さんが留守の間や、日中、うさぎさんはケージの中で過ごします。
1日中ケージの中にいるわけなので、
1日のうち数時間は、ケージ外に出して遊ばせてあげる必要があります。
ケージの外に出す時、どんなことに気をつけてあげれば、
うさぎさんが安全に、楽しく遊ぶことができるのでしょう?
うさぎさんを遊ばせるときの注意点や、ポイントを紹介します!
うさぎさんは結構時間に正確です。
例えば、夜仕事から帰ってきてからうさぎさんを遊ばせているおうちのうさぎさんは、
飼い主さんが家に帰ってくるころになると、
ケージから外を覗き込んだり、そわそわしだしたりします。
絶対にこの時間!と決めると飼い主さんが大変になってしまいますが、
できるだけ、毎日このくらいの時間、と決めて遊ばせてあげましょう。
うさぎさんを遊ばせる場所をどこにするのかをまず考えてみましょう。
多くのうさ飼いさんは、
ケージから直接外に出た場所を遊び場所にしています。
お部屋全体を、遊び場所にしても良いのですが、
かじられたら困るものや、うさぎさんが立ち入るには危ない場所もあります。
なので、ある程度の広さを確保して、遊び場を柵で区切りましょう。
遊び場が壁に面している場合は、
うさぎさんが壁紙をかじってしまうことがあります。
壁をガードするために、
プラダンと呼ばれる、プラスチック製の板を壁面に設置したり、
壁から少し柵を離して設置したりして、壁かじりを防ぎましょう。
犬や猫用にぬいぐるみのおもちゃが売っていますが、
うさぎさんは、ぬいぐるみをかじって、布地を飲み込んでしまうと大変なので、
できれば、ぬいぐるみ系のおもちゃは与えない方が良いかもしれません。
その代わりに、チモシーでできたボールのおもちゃや、
中を通って遊べるトンネル、ホリホリができるおもちゃなど、
うさぎさん向けのおもちゃはたくさん売っています。
こちらを与えてあげると、うさぎさんは喜んで遊ぶでしょう。
うさぎさんは一人遊びもできるうさぎさんです。
それに、今は放っておいて!みたいな顔をするうさぎさんもいます。
うさぎさんは自分のペースで飼い主さんに近寄ってきて、
遊ぼうアピールをしてきますので、
うさぎさんのペースに合わせて一緒に遊んであげましょう。
また、遊んでいるときは、一緒に遊ばないにしても、
うさぎさんが危険なことをしないか、いたずらをしないか気をつけてあげたほうが良いです。
うさぎさんは好奇心旺盛な生き物です。
遊び場の外や、ケージの上、気になるところは執拗に調査して遊び回るので、
ケージの上に乗ってしまったり、柵の隙間から逃げ出したりしないように、気をつけましょう。
人間のようにトイレに行きたくなったら自分でトイレに行ってくれると良いのですが、
うさぎさんはそうもうまくいきません。
おしっこをしたくなってもわざわざケージに帰る子は珍しいくらいです。
そして、うさぎさんの足の裏は肉球がありません。
フローリングだとつるつる滑って、足腰を負傷してしまうことがあります。
そのために、うさぎさんの遊び場には、
毛の短いカーペットを敷いてあげましょう。
毛の長いものだと、うさぎさんの爪が引っかかってしまうことがありますので
気をつけてください。
おしっこをしてしまった場合は、綺麗に拭いて、
生き物に無害な消臭スプレーで臭いを消しましょう。
うさぎさんの遊ばせ方について紹介しました。
お外でのうさんぽをさせない方でも、
おうちの中での遊びなら危険なくすることができます。
うさぎさんが楽しんで遊べるように、
環境を整えてあげてくださいね!
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