子うさぎの時からうさぎさんと一緒に生活をしていると、
いずれ訪れる、うさぎさんが大人になるとき。
この時、うさぎさんには様々な変化が訪れますし、
それに合わせて飼い主さんが行わなければいけないことがあります。
うさぎさんがしっかり大人のうさぎさんになれるように、
今回は、うさぎさんが大人になるときの食事についてお伝えいたします。
人間の子供がミルクから離乳食、普通の食事というように食事の内容が変わるように、
うさぎさんも徐々に食事の内容を変えていく必要があるのです。
うさぎさんの年齢を人間に当てはめてみましょう。
1ヶ月 2歳
2ヶ月 3歳
3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
9ヶ月 13歳
1年 17歳
1年3ヶ月 20歳
1年6ヶ月 23歳
2年 28歳
大人って何歳?と感じると思うのですが、
うさぎさんは生後6ヶ月程度でからだの成長が緩やかになりはじめます。
つまり、このときまでの食事が、うさぎさんにとって、子うさぎの食事に当てはまるわけです。
子うさぎの時期は、栄養を摂って免疫力を高めなければいけません。
そのため、牧草はマメ科のアルファルファ牧草を与えると良いです。
アルファルファ牧草はイネ科の牧草よりも栄養価が高く、
子うさぎの成長には適しています。
小さな頃からイネ科の牧草の割合が多い食事ですと、
必要な栄養素まで一緒に排出されてしまう可能性もあります。
しかし、お店によっては、小さなころからイネ科の牧草を与えることを推奨している場所もありますので、
気になる方は、うさぎさんをお迎えしたお店で聞いてみると良いでしょう。
また、アルファルファ牧草は、大人のうさぎさんに与えるには栄養価が高すぎ、
肥満の原因になってしまいます。
子うさぎの時期にアルファルファを与える場合は、
生後5ヶ月くらいを目安に、イネ科の牧草に切り替えましょう。
切り替えを行う場合は、急に替えるのではなく、
徐々に、うさぎさんの食いつきを見ながら切り替えましょう。
急に切り替えると、うさぎさんが牧草を食べなくなってしまう可能性があります。
うさぎさんに生の野菜や果物を与えているのはよく見ますが、
子うさぎのころは、お野菜は控えておいたほうが良さそうです。
というのも、お迎えしてすぐの時期は、お腹の状態が整っていないため、
水分を多く含んだ生野菜を食べることで、お腹を壊してしまう可能性があるのです。
生野菜や果物を与える場合は、
うさぎさんのお腹が整いはじめた4ヶ月くらいを目安に、様子を見ながら少しずつ与えましょう。
子うさぎの時期は、ペレットを食べ放題にして良いのですが、
この食べ放題というのは、朝あげた分が夜になくなっている量だと考えるのが良いでしょう。
数値にすると、体重の5%の量を朝夜に分けて与えるといった感じです。
子うさぎの頃の食事をしっかり管理することで、
健康な体で大人になることができます。
病気を防ぐためにも、うさぎさんの食事管理はしっかりと行いましょう!
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