女の子のうさぎさんを飼うと、必ず考えなければいけない問題、避妊手術。
出産させる予定があるならしなくても良いのですが、
予定がないならしたほうが良いのでしょうか。
メスのうさぎさんが子宮系の病気を発症させる確率は、
4歳以上で50%以上、5歳以上で、80%と言われています。
とても高い確率ですよね。
そして、手術するのであれば、
できれば1歳までにすべきと言われています。
でも、大切なうさぎさんを簡単に手術しようと決心できませんよね。
体にメスを入れることになりますし、麻酔に耐えられるかも心配です。
それに、費用だって安いものではありません。
そこで、今回は女の子のうさぎさんに避妊手術について一緒に考えましょう。
冒頭でも書いたとおり、
メスのうさぎさんの子宮系の病気発症率は、
4歳以上で50%以上、5歳以上で80%以上と言われています。
この数字、犬や猫よりも高い確率なのです。
子宮系の病気に関わらず、
うさぎさんは”痛い・苦しい”といったマイナスの思いを隠しがちです。
気づいたときには病気が進行していて、手がつけられない状態になっていることもあります。
子宮に関わる病気は特に外側からは見えませんし、
こうした病気にかかってしまうリスクを少しでも減らすことができるのが避妊手術なのです。
もちろん子宮は摘出してしまうので、子宮の病気にかかることはないでしょう。
しかし、避妊手術をしたからといって長生きするというわけではありません。
ひとつのリスクを回避できる、と捉えましょう。
これが一番不安ですよね。
麻酔によるリスク、体にメスを入れることのリスク。
元気だった我が子をひとつのリスクから回避させたかっただけなのに、
命を失ってしまったらと考えると、不安で仕方ないと思います。
まず、手術が100%成功するとは限りません。
これは、どんなに手術の上手い獣医さんでも同じことをおっしゃると思います。
その中でも、信頼できる獣医さん、成功率の高い獣医さんを見つけてあげるのが、
避妊手術を決意した場合に、あなたがうさぎさんにできることです。
うさぎさんを正確に診てくれる病院は、
犬猫に比べるとまだまだ多くはありません。
まわりのうさ友さんに聞いてみたり、
うさぎさんをお迎えしたお店に聞いてみるのもよいでしょう。
避妊手術は、あなたのうさぎさんを一つのリスクから救うものだと考えてください。
あらかじめリスクを潰しておきたい、という方は、ぜひ検討してみてください。
自然の摂理にしたがって、手術を受けさせないというのも判断のひとつです。
その場合は、うさぎさんの些細な変化にいち早く気づいてあげられるようにしましょう。
避妊手術を受けたけど、他の病気で長生きできなかった子もいます。
避妊手術を受けなかったけど、10年以上長生きしたという子もいます。
大切なのは、その時その時で、うさぎさんに対して適切な処置を受けさせられるか、ということでしょう。
あなたのうさぎさんを育てるのはあなた自身です。
目を背けずに、しっかりと考えたいですね。
うさぎさんのこんなことが知りたい!
うさぎさんのこれってどうなっているの?
うさぎさんに関するあなたの疑問に、みみピクがお答えします!
こんなことが気になる!ということがあれば、ぜひ教えてください。
→ うさぎについての疑問を送る