うさぎさんが万が一病気になってしまい、薬を飲ませなきゃいけないとき、
普通に薬を飲んでくれれば良いのですが、そう簡単にはうまくいかないことがあります。
薬を飲ませるだけならまだしも、
スナッフルになってしまった場合は点鼻薬をうさぎさんに与えなければいけません。
これがまた大変で、保定なしではまずうまくいかないでしょう。
保定をしないと、
普通に抱っこをするだけでは逃げてしまいますし、
ここは心を鬼にして保定を行うしかありません。
今回は、実際にみみピクスタッフの家で暮らしているうさぎさんが
スナッフルになってしまい、点鼻薬をさしていたいたときの経験を生かして、
保定の仕方をお伝えします!
(もっと良い方法があるよ!という方は、ぜひお問い合わせからお送りくださいね!)
保定を行う時に準備するものは以下の通りです!
・バスタオル
・飲ませる薬など、うさぎさんに与えるもの
・ご褒美のおやつなど
ご褒美のおやつを準備する理由は、
うさぎさんは頭が良い動物なので、
このお薬タイムが終わったら、美味しいものがもらえる!と覚えてくれる子もいます。
そうなると話は変わり、うさぎさんも苦手なお薬の時間も多少は我慢してくれるかもしれないのです。
もちろん、おうちのうさぎさんの性格によるのですが、
少しでも落ち着いて薬を飲ませてくれるようになったらバンバンザイ!なので、ぜひ用意しておいてみてくださいね。
ここからは画像つきで詳しく説明していきますね。
保定を行う場所は、できればうさぎさんがテリトリーとしていない部屋が好ましいのですが、
飼い主さんに抱っこされることが好きなうさぎさんであれば、うさぎさんの遊び場で行なっても大丈夫です。
どちらがやりやすいかと言うと、うさぎさんのテリトリーではない部屋ですが、
そこまで連れて行くのも大変だという場合は、うさぎさんがリラックスしているところを狙って連れていくようにしましょう。
抱っこで連れて行くのが心配であれば、
キャリーケースに入れて連れていくのでも問題ありません。
保定を行う場所が決まったら、
まずは、うさぎさんを警戒させないために、
飼い主さん自身が落ち着きましょう。
うさぎさんは飼い主さんの雰囲気に敏感です。
飼い主さんが意気込んでいたり、不安そうにしていると、
それがうさぎさんに伝わり、うさぎさんも「なにをされるんだ!?」と不安になってしまうのです。
飼い主さんが落ち着きましたら、
飼い主さんの膝の上にバスタオルを置きます。
置き方は、完全に広げても良いですし、
うさぎさんがすっぽり収まるくらいの大きさに折っても大丈夫です。
うさぎさんがまるっと包める大きさで広げておきましょう。
こちらが完了しましたら、
うさぎさんに「だっこするよ〜」と声をかけ、
お腹に手を入れて持ち上げ、膝の上に広げたバスタオルの上に乗せます。
うさぎさんがバスタオルの上に乗ってくれたら、
「いいこだね!」ですとか、とにかく褒める言葉をかけながら、
素早く左右に垂れたバスタオルをうさぎさんに巻き付けます。
このとき、うさぎさんを想って優しく巻き付けてしまうと、
うさぎさんはサッと逃げ出してしまいます!
ぎゅうぎゅうでなくて良いので、すこしきつめに巻き付けてあげるようにしましょう。
この時、お尻とお顔まですっぽりバスタオルがかぶさっているのが理想的です。
お尻とお顔どちらかが巻かれていないと、
どちらかにスッと逃げてしまいます。
また、お尻が包まれているとうさぎさんが安心しますし、
万が一、お薬をあげている最中に粗相をしてしまっても、飼い主さんが汚れることはありません。
バスタオルを巻いたら、
うさぎさんのお腹のあたりを持って、
うさぎさんのお尻が浮かないように、うさぎさんを立てます。
お尻を浮かせないためには、飼い主さんの太ももの上に立たせて、お腹に寄りかからせるようにするのが良いでしょう!
ここまでできたらあとは薬を与えるだけです。
うさぎさんは周りの景色が見えていると怯えてしまいますので、
バスタオルや手で、そっとうさぎさんの目元を覆ってあげましょう。
保定を解いてあげるのは、
ここまでの流れを逆に行えば良いだけです。
終わったらたっぷりと褒めてあげてください♪
うさぎさんの保定について紹介しました。
片手でひょいと持ち上げて、抱っこでお薬をあげる飼い主さんもいますが、
慣れないうちはやはり怖いものです。
バスタオルを使用することで、
うさぎさんがむやみやたらに暴れたりすることがなくなるので、
保定が苦手な方はぜひチャレンジしてみてくださいね!
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